熱中症になりやすい人
熱中症を招きやすい人とそうではない人がいますが、なりやすい人は普段から十分に備えておくことが大事です。
どのような人が特に注意しなければならないのかというと、細身の人以上に脂肪が多くついている人は配慮が必要なのです。
肥満体型の人は汗かきであることが多いですが、脂肪が多いとその部分が熱を帯び、体内の熱が放散されにくいのです。
また、肥満体で大柄な人は少し動いただけでも相当なエネルギーを費やすことになるので、大いに気を付けなくてはなりません。
同時に、小さな子供や老人も熱中症を引き起こす割合が多いです。
炎天下にも関わらず子供は公園に行ったりもしますが、定期的に水分補給をすることをつい失念してしまう子もいます。
遊びに気がいってしまうと、水を飲用しないで発汗し続けることになり、脱水症状を引き起こす可能性が出てきます。
お年寄りというのは、年齢の若い人よりもスタミナがない可能性が高く、外でのちょっとした作業でも熱中症を誘発してしまうことがあるでしょう。
加えて、スタミナ不足というのは症状が深刻化した際に危機的状況に陥るということを意味しますから、何としても熱中症から身を守るようにしましょう。
日差しが強い日に出掛けっぱなしだったり、室内であっても冷房が入っていない場所で作業する人は、熱中症を予防することを最優先してください。
仕事や家事が忙しくて疲れている人は、普段に比べて体力が落ちていると言えるので注意しなければなりません。